阪神先発の大竹耕太郎投手(27)が4回1安打無失点と好投し、開幕ローテーション入りを確実とした。開幕5戦目の広島戦(マツダスタジアム)を任されることになりそうだ。

この日は「やっぱり真っすぐありきの緩急」と捕手のサインに首を振ってまで、直球多めの配球で勝負し、DeNA打線を抑えた。前回5日オリックス戦(甲子園)は3回6安打4失点と炎上。その翌日に自主トレをともにする師匠のソフトバンク和田毅投手(42)に電話した。和田から「裏の配球ができるのはストレートがあるから取れる」と直球を生かすようにアドバイスを受け、結果が求められるこの日のマウンドへ準備をしていた。

DeNAの攻撃的オーダーの1番佐野、2番宮崎に対しても左腕は「腹を据えてというか大胆にいきました」と真っ向勝負。2人とも2打数無安打に封じた。現役ドラフトで移籍してきた左腕が、岡田阪神の大きな力となりそうだ。

【関連記事】阪神ニュース一覧