広島が開幕4連敗から破竹の5連勝で、新井体制初の貯金生活となった。

先発九里は8回まで97球の省エネ投球で4安打1四球無失点。開幕ローテーション5投手にいずれも勝ち星がつく連勝となった。打線は4安打の3番秋山を中心にクリーンアップが3人で7安打を記録し、全4打点をたたき出した。4点リードの9回はターリーが無死一、二塁のピンチを招くも、栗林が火消し。4戦連続セーブで締めくくった。投打ががっちりとかみ合い、昨季4勝8敗と大きく負け越したバンテリンドームでも連勝を伸ばした。試合後の広島新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。

 

-九里は前回から修正

新井監督 前回の登板から反省して、修正がしっかりできていた。今日のピッチングが彼本来のピッチングだと思うし、ナイスピッチングでした。

-球速も出ていた

新井監督 ストライク先行で、どんどん打者に向かって行っていた。彼本来のピッチングでしたね。

-先発ローテーション投手全員に勝ちがついた

新井監督 先発投手に勝ちがついているというのは、すごくいい戦い方をしているということなので。みんなホッとしただろうし、また、次に向けて頑張ろうという気持ちになっていると思う。

-中軸が全打点

新井監督 今日はヒットもたくさん出て、アキ(秋山)はすごい。打つのも、守るのも、走るのも、引っ張っていってくれている。彼ぐらいの打者だったら驚きはないけど、すごいと思う。

-4安打固め打ち

新井監督 彼には1打席も無駄にしないという気持ちと、集中力を感じる。

-走者を返すだけでなく、チャンスメークも

新井監督 出て良し、つないで良し、決めて良し、で素晴らしいですよ。

-貯金1

新井監督 まだ何試合? 明日いい日になるように、しっかり準備したいですね。

-栗林は4戦連続セーブとなった

新井監督 セーブシチュエーションになったからね。さすがうちのクローザーだなと。難しい場面で行きましたけど、ナイスピッチングでした。

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