「フランク・ザ・タンク」が待望の来日初アーチを放った。

オリックスがシュウィンデル内野手(30)の1号本塁打で序盤にリードを奪った。

1点リードの2回1死一塁の場面で、西武のサブマリン與座海人投手(27)が2球目に投じたストレートを左翼スタンドに放り込み、2点本塁打で突き放した。

「いい感触だったよ!(来日初本塁打は)少し時間がかかってしまったけど、身体の状態も良くなってきているし、このままもっと打てるように、この後も頑張っていきたいね!」

このアーチは、加入1年目のシュウィンデルにとって来日初アーチ。

いち早く日本への野球に適応しようという思いが強く、3月中旬に腰痛を発症した際は「早く1軍に」と回復までに悔しさが募る日々だった。4月19日に1軍登録され、デビュー戦では決勝打を含む猛打賞でお立ち台に上がった。

本拠地京セラドーム5連勝がかかった西武戦9回戦でお立ち台登場なるか。【中島麗】

◆フランク・シュウィンデル 1992年6月29日、米ニュージャージー州生まれ。セントジョーンズ大から13年ドラフト18巡目でロイヤルズ入り。19年メジャーデビュー。21年途中にカブスに移籍し年間14本塁打とブレークした。内野手。メジャー通算145試合、22本塁打、79打点、打率2割6分9厘。185センチ、100キロ。右投げ右打ち。

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