巨人岡本和真内野手(26)が勝ち越しの適時打を放った。

4番の意地だった。同点の8回1死二塁で、広島ベンチは3番坂本に申告敬遠を選び、岡本和との勝負を選んだ。

1死一、二塁となり、岡本和の打球は右翼線にポテンと落ちる安打となった。広島ターリーの154キロ直球に差し込まれたが、高く舞い上がった打球は最高の場所に飛び、人工芝で弾んだ。当たりは悪くても、結果は最高。一塁ベース上で白い歯がこぼれた。