ソフトバンク藤本博史監督(59)が19日、西鉄ライオンズの黄金期を支え、11日に死去した中西太氏を悼んだ。この日の西武戦前に取材対応し「お世話になりました。寂しいです。(自分が)バッティングコーチだった時は、東京ドームの時とかに顔を出していただいて。ここ1、2年は姿を見てないので大丈夫かなとは思ってたんですけど…」と話した。

中西氏は11、12年のキャンプでソフトバンクの臨時コーチを務めていた。「ご飯にも連れていってもらえたし、野球の指導者としてどうすればいいのかも教えてもらった。『これ読んどけ』って、すごく分厚いノートを見せてもらったりもしました」と懐かしんだ。 印象に残っている教えは「フリーバッティング中は(選手に)声をかけるな、と。教える時はティーの時に教えろって。フリーバッティングは音だけを聞いておけと。音が良かったら状態がいいからということをよく聞きました」と、過去の会話を明かした。

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