巨人坂本勇人内野手(34)が、遊撃手として前人未到の金字塔を打ち立てた。遊撃で史上初となる通算2000試合出場を果たした。07年9月2日横浜(現DeNA)戦からプロ17年目に到達。同一ポジションでも球団生え抜きは、一塁・王貞治、三塁・長嶋茂雄、外野・柴田勲に次ぐ4人目の快挙となった。

▼坂本が2番遊撃で先発出場し、遊撃手として2000試合出場を達成した。初めて遊撃を守ったのは、8番遊撃で先発したプロ2試合目の07年9月2日横浜戦で、遊撃で2000試合出場はプロ野球史上初めて(遊撃出場2位は鳥谷の1777試合)。同一ポジションで2000試合出場は坂本で16人目になるが、これまで投手と遊撃手だけいなかった。ちなみに、外野で2000試合以上出場した6人のうち張本(ロッテ)は左翼で2418試合、金本(阪神)は左翼で2400試合、福本(阪急)は中堅で2038試合出場しており、右翼で2000試合出場はまだいない。