北海道は8日、道産木材を使用した北海道ボールパークFビレッジ内の「THE LODGE」など3施設に「HOKKAIDO WOOD BUILDING」の登録証を交付した。

今回は「THE LODGE」のほか、宿泊施設の「VILLA BRAMARE 北海道ボールパークFビレッジ」と「ボールパーク TAKIBI TERRACE ALLPAR」が登録された。交付式では土屋俊亮道副知事が小村勝球団社長らに木製の登録証を手渡した。登録証は施設内で掲示される予定。

「HOKKAIDO WOOD BUILDING」は、道が道産木材を活用した建築物を普及するため、21年10月から登録を開始した。現在までに「ザ ロイヤルパークキャンバス札幌大通公園」など道内41施設が登録されている。Fビレッジ内の3施設では、外装や構造材に道産のカラマツやスギなどが用いられていたことから登録につながった。

交付式で土屋副知事は「全国、世界から注目される施設。道産木材の素晴らしさを世界中にアピールしてほしい」と期待した。小村球団社長は「Fビレッジを守っていきながら、北海道の良さを道外、海外に向けてしっかり発信していきたい」と語った。