ヤクルトが2連敗で、6月9日以来16日ぶりに単独最下位に転落した。5回に2死から先発の高橋奎二投手(26)が突然、大崩れ。大島を内野安打で出塁させると、四球を挟んで、ビシエド、細川、石川昂に3連打を浴びて3失点。4番細川と5番石川昂には2者連続で初球を打たれ、丁寧さを欠く投球となった。

高橋は「2死から先制され4番、5番と初球を打たれてしまい、もう少し慎重にいくべきだった」と後悔を口にした。

6回1死三塁では、高津監督がカウント2-2から投手交代するという珍継投を見せた。丸山翔を救援した山本が村松を三振に仕留めたが、次打者の大島に適時内野安打を打たれ、痛恨の4点目を献上した。

打線は6回、4番村上宗隆に13試合ぶりの12号ソロ本塁打が出たが、得点はこの1点だけだった。1回1死満塁でオスナ、サンタナが連続三振で無得点に終わった。4、6回にも得点圏の好機を逃すなど、つながりを欠いた。

▽ヤクルト村上(6回に13試合ぶりの12号ソロ)「もうちょっと早く点が取れれば、違う展開になってたかなと思う。追い込まれていたので前に飛ばすことを意識してました」

▽ヤクルト山本(6回、カウント2-2から登板し奪三振)「早めにつくって準備は終わらせていた。どんな場面でもというスタイルなので、気持ちの準備的には、うわっとなることはなくいけた」

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