巨人門脇誠内野手(22)が故意落球と見なされ、併殺成立が認められなかった。

4点リードの9回1死一塁、打者・広島上本の場面。巨人中川が148キロの直球で詰まらせると、遊撃・門脇は1度は捕球した打球をグラウンドに落とし、二塁送球した。遊-二-一と併殺打に打ち取ったかに思われたが、審判はわざと落球したと判断し「故意落球」と場内アナウンス。上本は遊直と記録され、2死一塁でゲームは再開された。 故意落球は1死のプレーを、故意に落球することで併殺にすることを防止するためのルール。プロ野球でもレアケースの珍事に、場内はざわついた。なお、中川は次打者・田中を打ち取り、巨人が完封リレーで勝利を収めた。

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