阪神が前半戦最終戦に快勝し、連敗を3で止めた。

中日のベテラン涌井の立ち上がりをつかまえた。先頭の森下が左前打で出塁。1死からノイジーが四球で一、二塁。大山が倒れ2死となって、打席には佐藤輝明内野手(24)。1軍復帰後の打率が1割を切る打撃不振に苦しんでいたスラッガーは、右中間席へ目の覚めるような豪快な先制10号3ランをたたき込んだ。

佐藤輝にとって、6月16日ソフトバンク戦で和田から打って以来となる1発だった。これで21年のルーキーイヤーから、3年連続2ケタ本塁打。球団で新人から3年連続2ケタ本塁打は、田淵幸一、岡田彰布に続き3人目の快挙だ。

先発の西純矢投手(21)は、7回9安打1失点。毎回のように安打を許し、苦しいピッチングが続いたが、粘って3回の1失点だけにとどめた。2回には適時打を放ち自らを助け、5月14日DeNA戦以来、約2カ月ぶりの3勝目を挙げた。

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