広島は投打ががっちりとかみ合い、連勝を3に伸ばした。打線はDeNA今永から1回に4点を先制すると、4回には堂林の2打席連続本塁打となるソロで加点。大量援護をもらった先発九里は今季最多128球を投げ抜いて、完封勝利した6月30日ヤクルト戦以来の7勝目を再び完封で手にした。試合後の広島新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。
-DeNA先発今永投手の立ち上がりを攻めた
新井監督 本当に日本を代表する投手から、みんなよく点を取ってくれました。
-打線全体への指示は
新井監督 それはバッティングコーチに任せている。彼が一番いい球は真っすぐなので、その真っすぐをしっかり捉えていこうということかな。
-その中で堂林選手の1発は大きかった
新井監督 ずっといいスイングしている。雰囲気もある。もともと彼が持っている能力というのは素晴らしいものがあるし、今の姿にも驚きはない。ただやっぱりすごいなと。素晴らしいなと思います。
-2本目の本塁打も
新井監督 大きかったね。追加点も大きかった。ホームランバッターの弾道でしたね。高く上がって。どんどん打ってもらいたいです。
-投げては九里投手が
新井監督 本当、週頭で、最高のピッチングをしてくれてブルペンも助けてくれた。先週ちょっとブルペンで登板数が多かったり、球数が多かった投手がいたので、週頭で完封してくれて本当に素晴らしい投球でしたし、こちらも助かりました。
-9回の登板を前に話をしていた
新井監督 (本人に)聞きに行った。球数も増えていたので。どうせ行きますと言うだろうなって思ったけど、確認で。「行きたいか?」と聞いたら「行きたいです」って目が血走っていたので、「じゃあ、行ってこい」と。
-今後を考えると代える選択も
新井監督 彼はそこが一番のタフさ。彼に関してはそこらへんはあまり心配していない。それこそ「中4日でも行かせてくれ」というタフさが彼の一番の売り。その代わり、1点でも取られたらすぐに代えるぞとは伝えていた。