巨人の自力でのCS進出の可能性が消滅した。

3位DeNAとの直接対決で今季14度目の完封負けを喫し、3ゲーム差に広げられた。わずか4安打で1点がとてつもなく遠かった。

勝負手は尽くした。7回先頭の大城卓が四球で出塁。すかさず重信を代走に送った。1死から二盗を決めて、秋広も四球を選んだ。2死とされて、なお二、三塁で代打梶谷。代打の代打でウォーカーを起用したが、空振り三振に倒れた。原監督は「完封されているわけだからね。やっぱり1点を取らないと、取りにいかないと」と言った。

自力は消滅したが、可能性は首の皮一枚で残す。大逆転Aクラスには勝ち続けるしかない。「今日と同じ気持ちでね、明日も頑張りたいと思いますね」と指揮官。138試合で68勝68敗2分け。残り5試合で“奇跡”を起こせるか。

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