DeNAが連敗でCSファーストステージ敗退が決まった。2-2の同点で迎えた8回、広島に勝ち越しを許し、勝敗は決した。

先発のエース今永昇太投手(30)がソロ本塁打2本を許し、劣勢で試合が進んだ。5回0/3を投げ4安打2失点だった。初回、広島西川龍馬外野手(28)に149キロ直球を右翼席に運ばれ、先制を許した。その後は立ち直り、3回から3イニング連続で3者凡退を続けた。

しかし6回先頭の代打末包昇大外野手(27)に1ボールからチェンジアップを捉えられ、無情にも打球は左翼席へ。この回途中でマウンドを降り「決して試合をつくったとは言えない内容なので、そこがすごく後悔しています」と唇をかんだ。

初回から球数がかさみ「相手の狙いをうまく外しながら投げていったんですけど、ボール、ボールになって。でも、ホームラン以外でヒットはあまり食らわなかった。相手の狙いを外せたのかなと思いますけども、球数が増えてしまったので、長いイニングを投げるのが少し難しくなってしまいました」と語った。

球数が増えた理由について「短期決戦。後悔したくないという入りをした。2回以降はうまく調整できましたけど、初回からすんなり入れていれば、もっとよかった。うまく対策されたと思います」と話した。

MLB公式サイトが先月、今オフにポスティングシステムによるメジャー移籍を目指していると報じたことについて「報道が独り歩きしているところもありますし、まだまだ僕は何も話し合いもしていない。決まっていない未来について、話せることはあまりないかなと思います。本当に、今の自分の気持ちでは、まだ分からないですね」と答えた。

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