ロッテが崖っぷちに立たされた。2010年以来の日本シリーズ進出に後がなくなった。前夜はシーソーゲームをモノにしたが、オリックス相手に1勝3敗となり、1つも負けられない状況になった。

CS史上初の「ブルペンデー」を敷いた中、0-0の8回にマウンドに上がった5番手西村天裕投手(30)がつかまった。

2死三塁からオリックス若月に先制の左前適時打を許し、続く代打頓宮にも左翼線へ適時二塁打を打たれ、2点を失った。

レギュラーシーズンでは今季4度「ブルペンデー」で臨み3勝1敗。継投策に懸け、まず先発に沢村拓一投手(35)を起用した。2四球で満塁のピンチを背負ったが1安打無失点に封じた。

2回から2番手で中森俊介投手(21)がマウンドを引き継ぎ、3回1安打無失点と好投。3番手国吉佑樹投手(32)は0-0の中、5回2死一、三塁とピンチを背負ったが、オリックス紅林の痛烈なライナーを国吉自身が好捕。抜ければ先制を許す場面で自身を救うなど、2回2安打無失点で、4番手坂本光士郎投手(29)にマウンドを託した。

坂本は7回を無失点に抑えたが、5番手西村がオリックス打線につかまった。

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