ドラフト会議で指名されなかった悔しさは、社会人野球で晴らす。最優秀防御率は、0・68の明大・蒔田稔投手(4年=九州学院)が獲得した。

閉会式でトロフィーを受け取り「ドラフト会議では自分の名前が呼ばれなかったので、名前が呼ばれるだけでこんなにうれしいんだと初めて思いました」。

今も、悔しさは抱えている。フレッシュトーナメントを戦う下級生の練習をサポートしつつ「今は悔しさをかみしめまくって、何が足りなかったのか、整理しています」と明かした。

今後は、社会人野球へ進む。「自分の中では2年という期間を設けてやろうと思っている。必ずはい上がってみせます」と社会人2年目でのプロ入りを目標に掲げた。