最優秀バッテリー賞の表彰式が27日、都内のホテルで行われ、パ・リーグではオリックス若月健矢捕手(27)、山本由伸投手(24)がともに3年連続で受賞した。

若月は「最後の年にとれてよかった」と、今オフにポスティングシステムを使って大リーグ移籍を目指す山本との“最後の受賞”を喜んだ。

山本からは「キャッチャーのお手本のような性格で引っ張ってくれる面もあるし、話を聞いてくれる優しさもあり、すてきだと思います。すごく大人なので、お兄ちゃんというよりはお父さんくらいの距離」と絶賛されると「ピッチャーのお手本のようなわがままな性格ですので…かわいいです。基本、受け入れます」と相思相愛ぶりを見せた。

来年、4年連続の受賞となれば史上初。「今から相方探しを頑張ります。本当にうちはいいピッチャーがいっぱいいますから。由伸よりいい成績を出して、ここに来たいなと思います」。“新エース”とともに、戻ってくることを誓った。