阪神岡田彰布監督(66)が13日(日本時間14日)、優勝旅行先のハワイに到着し、夜には宿泊先ホテルでの祝賀会であいさつした。

冒頭で「アロハ~、アロハーやね」とやって笑いを取り「38年前に日本一になってハワイに来て、さすがに多いと思ったけど、今回はそれ以上の人(345人)が集まって」と感慨深げ。

18年ぶりのリーグV、38年ぶりの日本一を勝ち取った今季について「今年は、あんまり辛い時はなかった。正念場っていうのも、あんまりなかったような気がするし、俗に言う天王山の試合とか、そういうのもなかったような気がしてね。1年間、みんなが力をずっと発揮して、こんなスムーズに…楽じゃないんだけど、あんまり苦しまないで勝てたというシーズンも、今までなかったような気がしますね」と振り返った。

特に9月以降はチームの強さを実感し「これは勝たないといけない…逆に首脳陣はこれで負けたらどうしようって、ちょっとプレッシャーかかった」という。「そんなチームに成長してもらえて、本当にうれしかったです」。

今オフは年俸大幅アップの選手が続出していることにも触れ「えらい給料上がってるよね。俺はもっとキャリアハイの数字を出せる選手がたくさんいると思うんで。これまたね、来シーズンに上がるから、ちょっと(球団は)大変だと思いますけど…なんか、お金いっぱいあるらしいですよ」と話し、爆笑を誘った。

旅行中は家族が主役と強調し「ミエちゃん(ミエセス)来てないみたいね。ミエちゃん来てたら、1発かまそかなと思ってたんだけど。主役じゃないよ、いうてね」。最後に選手らの家族に声をかけ「今回は家族が主役なんで、思う存分、子供さんはお父さん、パパに甘えてね、楽しい期間にしてください。奥さんの労をねぎらって、英気を養って。帰って少ししたら、また、来シーズンに向けてスタートすると思うんで。本当に1年間、みんな、ありがとうございました」と締めた。

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