中日鵜飼航丞外野手(24)が覚醒へのヒントをつかんだ。20日、ナゴヤ球場で「右股関節を使えてないことが明確になった。台湾で感じたこともつながった。改善したい」と打撃改善への道筋が明確になったことを明かした。18日に台湾ウインター・リーグから帰国すると千葉県内の施設を訪れ、打撃フォームなど科学の視点でチェックを受けた。その結果、右股関節の使い方に問題があると指摘された。

台湾では4本塁打、12打点、打率2割8分と混成チームの主軸として結果を残した。「この時期に実戦ができたことはよかった。(検査を受けて)課題も明確になった。そこを使えないと、ブレが生まれてミート力も下がると言われた。このオフはそこを使えるように特訓したい」。パワーを生かし切れない要因が特定された大砲候補の目は弱点克服へ向けられた。

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