関西学生野球の立命大が10日、京都市内の同大学グラウンドで練習を開始した。プロ注目の最速152キロ右腕で副主将の長屋竣大投手(3年=浜松開誠館)は、ラストイヤーに向けて「個人としては上位でプロに行きたい。そのためには全国大会に行くのが絶対。チームを優勝に導けるようなピッチングをしたい」と力を込めた。

昨秋の関西学生リーグでは先発、中継ぎとして7試合に登板し、3勝1敗、防御率2・00と躍動した。ライバル視するのは今秋のドラフト1位候補に挙がる左腕、関大・金丸夢斗投手(3年=神港橘)だ。普段から食事をするなど交流のある左腕に対して、「金丸はめちゃめちゃ注目されてますけど、負けてられないです」と目をギラつかせた。「僕と圧倒的に違うのは1人で9回まで投げられるところ。素直にすごいと思う。自分もそこまでいきたい」と闘志を燃やした。