開幕ローテーション入りに滑り込んだソフトバンク大津亮介投手(25)が万全な仕上がりぶりをアピールした。

2軍阪神戦に先発。予定の3回27球を投じ、3安打無失点と好投した。

初回。わずか5球で3者凡退に打ち取る立ち上がり。2回は2死から左前打を許したが、後続を二ゴロに抑えた。3回は連打で1死一、二塁と走者を置くも、2番福島をカットボールで一ゴロ。一塁走者の高寺が挟まれる間に、二塁走者の井坪がホームを狙うも憤死でピンチを切り抜けた。

直球はこの日最速148キロをマーク。カットボール、カーブ、チェンジアップなどの変化球も織り交ぜ、持ち味の緩急でリズム良く打たせて取った。

当初は28日の2軍広島戦に先発予定も、雨天中止でスライド登板に。「対打者に普段通りに投げたい。もちろん無失点を目指して」と語っており、言葉通りの結果で本番前最後の調整登板を終えた。

当初は開幕ローテ漏れも、27日に本拠地開幕戦・4月2日ロッテ戦に先発予定だった和田毅投手(43)が左手マメなどの影響で先発を緊急回避。大関友久投手(26)が代役を務めることになり、もともと大関が先発予定だった4月4日の開幕6戦目に大津が先発することになった。

「チャンスはいつ来るか分からない。いつ来てもいいように準備はしていた」と語っていた。

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