大改造した打順が見事にはまった。

1番木浪聖也内野手(29)、2番には梅野隆太郎捕手(32)、近本光司外野手(29)を3番にして、4番佐藤輝明内野手(25)、8番中野拓夢内野手(27)と打順を大きく変えた岡田阪神。スタメン発表では左翼スタンドからざわめきが起きた。

1点を先制された直後の3回。1死から8番中野がこの日チーム初安打となる左前打で出塁。9番才木浩人投手(25)が送り、1番木浪が四球で2死一、二塁の好機を迎えた。昨年4月26日巨人戦(甲子園)以来となる2番で起用された梅野が中日の先発、梅津の4球目、146キロをすくい上げ、中前に運ぶ同点打。二塁走者の中野が全力疾走で生還すると、梅野は一塁上で両手を挙げて喜んだ。

「相手が勢いのあるチームなので、取られたあとすぐに追いつくことができてよかったです。この球場は粘り強く守っていくことも大事なのでここからも頑張ります」とコメントした。

【動画】1年ぶり2番の阪神梅野隆太郎が同点打、ベンチのチームメートも喜ぶ

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