阪神佐藤輝明内野手(25)が致命傷につながりかねない失策を犯した。

2-1の7回2死二塁。力投を続ける才木浩人投手(25)が中日木下拓哉捕手(32)を平凡な三塁へのゴロに打ち取った。落ち着いて捕球した佐藤輝だったが、一塁への送球がハーフバウンドになった。

一塁手の大山悠輔内野手(29)がうまくすくい上げて、いったんは捕球。ただ、ミットの中に完全には収まらず、一瞬、宙に浮いたボールをつかみ直した。

塁審の判定はセーフ。岡田彰布監督(66)がすかさずリクエストを要求したが、リプレーではボールが宙に浮いている間に木下が一塁ベースを踏んでいた。判定は変わらなかった。

2死一、三塁とピンチが広がったが、才木は好調の山本泰寛内野手(30)を空振り三振に打ち取り、危機脱出。右腕は大きくガッツポーズした。

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