ソフトバンクのドラフト1位、前田悠伍投手(18)が雨中の公式戦デビューを終えた。

ウエスタン・リーグ広島戦に7回から2番手で登板。1回21球を投げ2安打2失点、1三振を奪った。降りしきる雨の中、計21球を投じ、最速は141キロだった。

先頭大盛を一塁内野安打で出塁させ、さらにけん制悪送球で無死二塁と得点圏に走者を出した。続く持丸の投犠打で一塁へ悪送球。一塁走者が生還し、プロ入り後初失点となった。続く9番内田は二直。1番佐藤は空振り三振斬り。カウント1-2から、最後は得意球のチェンジアップでバットは空を切った。2死二塁とするも、韮沢には左中間を真っ二つに破られる適時二塁打を打たれてさらに1失点。ほろ苦いデビュー戦となった。

未来のエース候補として期待される金の卵。入団後から球団が考案した「特別育成プログラム」に沿ってメニューを消化してきた。春季キャンプ中には4度のブルペン入り。今月7日、14日と2度のライブBPに登板。高卒1年目で体作りを軸に、計画的に段階を踏んできた。

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧