ロッテは59歳の誕生日を迎えた吉井理人監督のバースデー勝利とはならなかった。

先発の小島和哉投手(27)は7回2/3を投げ7安打2失点。1回1死二塁から万波にフォークを左前適時打にされ先制を許した。だが、2回以降は安定した投球を見せた。

8回は2死から3連打を浴び追加点を献上し、マウンドを降りた。「最後頑張ってあと1人抑えたかったんですけど、全部真ん中入ってしまった。悔しいです。フォークが悪すぎて全然使えなかったんですけど、そのつけが最後にきてしまった」と自戒した。吉井監督は「小島はよく頑張ったと思います」と粘投した左腕をねぎらった。

打線は日本ハム北山の前に4安打完封負けを喫し、援護できなかった。指揮官は「真っすぐがいいのはわかってて、それが高めにくるのもわかったんですけど、うまく対応できなかったですね」と淡々と振り返った。

前日1軍復帰を果たした藤岡裕大内野手(30)ではなく、小川龍成内野手(26)が二塁の守備についたことについては「(藤岡は)けがあがりなので、2軍でも2試合続けて1日休みだった。今回も2日続けて出て、日曜、月曜休んでよりも隔日の方が体調は上がってくるかなと思ったので、今日はお休みにしました」と意図を説明した。

益田直也投手(34)が16日ぶりに1軍登録され、指揮官は「本人はいける言うてましたね。あとはどんなピッチングをしてくれるか楽しみ」と期待した。

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