阪神が雨中の接戦を制し、初めて首位に立った。引き分けを挟んで6連勝とし、中日を抜いた。
いつ終わるか分からない状況で、0-0の佐藤輝明内野手(25)が6回に先制3号3ラン。才木浩人投手(25)が7回無失点と好投し、7回裏の阪神の攻撃に移る前に審判団がコールドゲームを宣告した。
岡田彰布監督(66)はテレビインタビューで投打のヒーローをたたえた。
一問一答は以下の通り
-雨でコンディションが悪い中、勝利した
「今日はもう、才木が一番(試合を)やりたかったみたいでね。それに値するピッチングをしてくれました。何とかね、序盤の、こういう状況だから、1点でもね、先、先、先と思ってね、初回からバント使ったんだけど」
-才木は足場も手先も気になるところで、うまく投げた
「下が悪いんでね。コントロールとかいろんな面で、あれですけど。普段どおりのね。まあ、本人がやりたいやりたい言ってたからやっぱりよっぽど調子もいいし、投げたかったんじゃないですか」
-佐藤輝に一番いいものが出た
「そうですね、だから、まあね、これ、いつ止めてもいいようなグラウンド状態だったし。あそこ3ランっていうね、3点が大きかったですね、やっぱりね」
-こういう雨の試合、勝負どころを、どういう感じで踏んでたのか
「いや、まずもう、とにかく5回まで。とにかく1点でもと思って。まだ後攻なんでね、そのへんはちょっと楽なんですけど。本当、1点じゃどうなっていたかも分からないし。砂を入れるいうことだったんですけど。本当スリーランていうのは、やっぱり大きかったと思いますね」
-黄色いポンチョもぎっしり満員で最後まで皆さん残っていた
「予報は悪いのはあったけど、とにかく今日は(阪神)園芸さんにも今日は絶対やるという、そういう気持ちがあったからね、みんなやっぱりプレーにもね、それは才木にも表れてたんじゃないですかね」
-10試合連続2得点以下をくぐり抜けた
「まあピッチャーはね、ずっと頑張ってるんで。やっぱり1人1人の成績なんですけどね。みんながヒット1本ずつポンポンと出だすとつながりも出てくるし、うまくフォアボールとかも絡んでくるんで、いい時のそういうつながりというか、それが、これはもうほんと、ゲームの中のきっかけなんですけどね、出ましたね」
-この時点だが引き分け挟んで6連勝で首位
「まあ全然それはね、まだまだ、20試合、21試合ですからね。7カードだから、まあ。去年はねえ、去年は5月、貯金3つで行ったのを、その3つをね、4月ですか、今年もまだそらね、早く出たかなという、そういうくらいの感じですね」
-表情から見て首位という座り心地は悪くない
「いやまあ、それはそうですけどね。やっぱりこれはねえ、10試合しのいで、ある程度5分で戦ったのが、そこで辛抱したのが、やっぱりピッチャー頑張ってるのに野手がちょっとふがいなかったので。野手の奮起がこの3、4試合のいい結果になっていると思いますね」
-雨の中で応援したファンに
「もう、スタンド見たの試合前ですけど、みんな早くからスタンドにいて。だから今日はファンのためにも、お客さんのためにも絶対やるという気持ちでいてたんでね。まあ、いい試合をね、雨の中寒かったと思いますけど、見せられて本当に良かったと思います」