阪神森下翔太外野手(24)が3試合連続の先制打を放ち、両リーグ単独の打点トップに躍り出た。前日12日の西武戦では失策で追加点を与えた男が挽回の一打。「先制のチャンスだったので打つことに集中して打席に入れました。しっかりコンタクトできましたし得点につながって良かった」。今季47打点目で試合前まで並んでいた佐藤輝を上回った。
3回2死二塁の場面だ。相手先発ハワードの低めの直球を引っ張った。打球は左翼の前へ。二塁走者近本が一気に三塁をまわって本塁に生還。3戦連続の先制打で、交流戦は開幕から4カード連続打点。計11打点目でこちらもトップとなっている。
楽天モバイルパークはこれまでルーキーイヤーの23年6月6日に代打で空振り三振に終わった1打席のみだった。約2年ぶり2度目の公式戦出場で第2打席に同球場での初安打、初打点。この先制打で安打での12球団本拠地制覇となった。
直後の4番佐藤輝の打席では今季2度目の盗塁に成功。5番大山の左前適時打での2点目には足で貢献した。それでもチームは4戦連続の逆転負け。森下の先制打がなかなか勝利につながらない。
球宴ファン投票の中間発表では12球団一番乗りで50万票を突破。人気でも成績でも両リーグのトップを走る。ただ、敗戦に笑顔はない。1点を追う9回1死二、三塁のチャンスで一邪飛に打ちとられるとバットを放り投げて天を仰いだ。「切り替えてやります」。悔しさをにじませつつも連敗ストップへ前を向いた。【塚本光】



