日本ハムは4日、北山亘基投手(26)の背番号を57から15に変更すると発表した。シーズン中の変更は異例だが、申請すれば可能。23年まで現ソフトバンクの上沢直之投手(31)が背負っていたが、上沢が米球界に挑戦した24年以降は空き番号になっていた。北山は今季14試合で6勝を挙げ、防御率はチームトップの1・57。先発陣の核として奮闘する4年目右腕へ、大きな期待を示す変更となった。
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北山が新たな背番号を背負い、9年ぶりのリーグ優勝を目指すことになった。57から15への変更となり、強い決意を表明した。
「プロ野球の世界で10番台の背番号をいただくことは特別なことだと思います。そういった背番号を託してもらえることに心から喜びを感じると同時に、期待を受けることへの責任と覚悟を伴うと感じています。これから、より一層チームの思いやチームメートの思いを背負った投球ができるよう、さらなるレベルアップに努めていきます」
23年までは、先発の核として投手陣をけん引した上沢が背負った、背番号15。10番台は他にも14がベテラン左腕加藤貴、16がデビュー7連勝と伸び盛りの達、17が現エース伊藤、18は昨季オリックスからFAで加入した左腕の山崎がつける。一緒にローテーションを支える他の先発陣たちと、背番号でも“仲間入り”を果たす。
実績は十分だ。京都産大から21年ドラフト8位で入団。1年目の22年は、就任直後の新庄剛志監督(53)から開幕投手に抜てきされた。本格的に先発挑戦した2年目にキャリアハイの6勝を挙げ、昨季は5勝。昨年11月のプレミア12では、初めて侍ジャパンにも選出され、主にリリーフとして決勝進出に貢献した。
今季はリーグ中盤ですでに自己最多に並ぶ6勝を挙げ、監督推薦で救援にも初選出された。晴れ舞台を経験し「同級生もいて、そういう選手に負けたくないという気持ちも芽生えた」と言う。15番での初陣は6日西武戦(エスコンフィールド)の予定。新たな背番号に気持ちを高ぶらせながら、自己最多7勝目を狙う。【永野高輔】



