先発投手は難しい。白星は打線との兼ね合いだ。

西武の高橋光成投手(28)は「もちろん勝ちたいですけど、そこだけは僕にはコントロールできないので」と淡々と話す。

7回2失点。投手指標の1つとして知られるHQS(投球回7回以上で自責点2以内)をクリアしたのは今季5度目だ。

それなのに5度のうち、白星がついたのは1度だけで、この日は黒星だ。

QS(投球回6回以上で自責点3以内)は10回も記録している。それでも今季は4勝6敗だ。

投げるたびに7個も8個も「0」を並べられる投手は、なかなかいない。失点は投手につきものだ。それでも踏ん張って、勝利の可能性を高めていく。

この日は初回、3番レイエスに外角152キロで見逃し三振を取った。際どいコースに投げきった。「外をしっかり通ればリスクも少なくなりますし、そういったところを今日感じられました」。レイエスは第2打席も同じように見逃し三振にした。それを「いい発見」と表現した。

白黒に一喜一憂する間もなく、1週間は過ぎていく。「次回の登板に向けて、しっかりと準備していきます」。ペナントレースは残り3分の1を切っている。【金子真仁】

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