日本ハムの開幕ローテ入りを争う3投手が6日、エスコンフィールドで練習を行った。7日ロッテ戦で本拠地“初先発”となる浅利太門投手(23)は、金村尚真投手(25)とともにマウンドで投球練習を実施した。

5日西武戦に先発した山崎福也投手(33)は、登板翌日のこの日もマウンドの傾斜を逆に使ったトレーニングで投球フォームを確認した。刻一刻と迫る開幕へ向けて、各自が課題を持って調整した。

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浅利が本拠地のマウンドの感触を久しぶりに味わった。7日ロッテ戦で先発する右腕はエスコンフィールドで先発投手練習に参加。「ピッチング練習(を本拠地のマウンド)で投げたのは初めてだったんですけど、やっぱり他の球場に比べて少し高い。そこが良くも悪くも難しいなと感じました」。まだ投げ慣れないホームグラウンド。時折、制球も乱れたが、現状は開幕ローテを争う立場。アピールするためにもアジャストしようと必死に感触を確かめた。

エスコンフィールドで登板するのはルーキーだった25年3月8日中日とのオープン戦以来、約1年ぶりだ。試合前に新入団選手のお披露目があった試合で、7回に4番手として登板。1回1安打無失点、2奪三振と上々の本拠地デビューを果たした。当時は「真っすぐでの勝負よりもカットとかで勝負していた」と振り返るが、2年目の今季は「真っすぐと落ち球をしっかり追い込んでから三振を狙って投げられるようにしたいと思ってます」と意気込んだ。

オフの取り組みの成果を確かめる登板にもなる。プレートからリリースポイントまでの距離、いわゆる球持ちを長くしようと、フォームの見直しや胸郭回りの柔軟性を高めるなどしてきた。昨季の浅利は約1メートル70センチで、目指していたのは30センチ伸ばした約2メートル。この日の投球練習で距離を測ると「去年より15センチぐらい伸びていました」。あとは試合でどんな数値を出し、打者がどんな反応をしてくれるか。自身の可能性を伸ばす“本拠地初先発”とする。【木下大輔】