「キヨマン砲」さく裂も、日本ハムは3年ぶり開幕戦黒星を喫した。清宮幸太郎内野手(26)が初回無死一塁で、今季パ・リーグ1号となる右越え2ランで先制。さらに2死から万波中正外野手(25)が左越えソロを放ったが、伊藤大海投手(28)が6回途中5失点と崩れ、両軍合わせて6本塁打が飛び出した空中戦を1点差で落とした。開幕直前まで負傷と不調で2軍調整組だった2人の復調を起爆剤に、2戦目から巻き返す。
◇ ◇ ◇
開幕1軍に滑り込んだ2人が、今季の爆発を予感させるアーチを描いた。1回無死一塁では清宮幸。元同僚ソフトバンク上沢の低めフォークを、きれいに右翼ホームランテラスに放り込んだ。今季パ・リーグ1号に「なんとか反応したら、ああなったって感じで。でも、その中でホームランになるということは、それなりにスイングができてるということ。そこは良かったです」と、手応えを口にした。
2死からは万波が、1ボールから外角低めの変化球を左翼席に運んだ。今季初打席での1発に「キヨさん(清宮幸)に続けてよかった。1打席目が1番緊張する。その中で最高の結果になったというのは、シーズンの入りとしては、ほんと最高だったなと思います」と、前向きに捉えた。
清宮幸は沖縄・名護キャンプ中に右肘を負傷し離脱。万波はオープン戦序盤から不調が続き2軍調整になっていた。22日のオープン戦最終戦にそろって合流したばかり。“鎌ケ谷組”が期待に応えたアーチ競演に、新庄監督も「鎌ケ谷の子、全部呼べばいい(笑い)。完璧でしたよね」と、2人の心地よいスイングにはご機嫌だった。
試合は1点差の接戦を落とした。清宮幸は「(第2打席で)ノースリーからレフトフライ打っちゃったり、もったいない打席が多かった。悔しい」。昨季まで2年連続開幕白星発進も、2年連続2位止まり。今季は超~悔しい黒星発進から、頂点へと駆け上がる。【永野高輔】



