悪天候の回復を待ち、人工芝の球場に変更して、照明を点灯して午後4時20分に開始した。
守山(関西連盟)が延長9回タイブレークの末、札幌北を逆転サヨナラの4-3で破り、初優勝した。
関西連盟所属チームの優勝は19年ぶり、滋賀県勢は初優勝となった。
試合は守山が2回までに3点をリード。
3回表、札幌北は四球と敵失が絡み、1安打で3点を奪い同店。4回にも併殺崩れの間に1点を加え、勝ち越した。
守山は7回裏2死から豊留遙太の内野安打と藤原新汰の右中間二塁打で同点。
1死満塁から始まるタイブレークに突入した。
8回は両チームとも併殺で無得点。
9回は札幌北が松野栞侑の右前打で2点を奪った。
その裏、守山は遊ゴロで1点を返し、2死一、三塁とすると、一塁走者の出口勇翔が二盗して二、三塁に。
続く1番・小嶋隆太の内野ゴロの送球がショートバウンドになり、一塁手がファンブルすると、二塁走者の出口まで本塁に生還。逆転サヨナラ勝ちした。
9年ぶり2度目出場の守山は昨年秋の関西の中学硬式野球の頂上決戦とされるタガースカップに優勝。その決勝戦もサヨナラ勝ちだったように、竹島慎泰監督は「粘り強く最後までやりきるのがうちの野球です」。
今大会は3回戦で2連覇を狙う世田谷西(関東連盟)を7-6で破る金星を挙げた。序盤に5点リードを許しながら3回に一気に6点を奪う大逆転で「今大会の最初の目標は世田谷西さんに勝つことでした。ここ2年全国大会で負けてないセタニシさんですから『そこに勝てば』、うちの価値も上がると、選手に言いました。勝ったことで勢いに乗ったのは間違いありません」と快進撃が始まった。
今大会の優勝チームには今年20回目の記念大会となるジャイアンツカップへの出場権が与えられる。
札幌北は機動力を武器にした攻撃力と笠井心雅、宮崎煌大、荒岡光政の投手陣が安定して、勝ち上がった。
雪の残る3月だけに、直前の練習試合は1試合だけ。それでも冬場は除雪できるときは、雪をどけて練習したり、日本ハムの協力で室内練習施設を借りるなど、徹底的に鍛えてきた。
その成果は5連戦目の7回2死まで実りかけていたが同点に。タイブレークも守りのミスで北海道勢初優勝を逃した。
松本竜輔監督は「最後のアウトをとるまで、勝てると思ってませんでした。これも力の通りだと思います。グラウンドコンディションなんて、普段の練習を考えれば、全然問題ありませんでした」と言い訳しなかった。
最優秀選手は筒井遙大(守山)、敢闘賞は笠井心雅(札幌北)



