＜楽天６－２ソフトバンク＞◇３０日◇Ｋスタ宮城

　ソフトバンクが守備の乱れで痛い逆転負けを喫した。４回に松田のソロ本塁打で先制。今季初先発の岩崎も４回まで無失点に抑えていたが、１－０の５回に落とし穴が待っていた。

　１死一、三塁から田上の悪送球で同点に追いつかれると、１死満塁から中村真の適時打で勝ち越しを許した。さらにオーティズの落球などで、この回計６点を失った。打線も苦手の楽天永井を打ち崩せず、５安打２得点にとどまった。

　４位西武が敗れてクライマックスシリーズ進出は決まったが、首位日本ハムとの差は４・５ゲームに広がり、３位楽天にも再び０・５差に迫られた。秋山監督は「１つのミスでああいう展開になってしまう。また引き締めてやらないと。ハムは勝ったんだろ？

　つまんないな」と、ため息交じりに引き揚げた。

　［2009年9月30日21時39分］ソーシャルブックマーク