ソフトバンク松中信彦外野手(36)が18日、今季本拠地開催の公式戦約60試合で、病気がケガと戦っている子どもたちと家族をスーパーボックスに招待する「松中キッズボックス」を発表した。松中は次男がネフローゼ症候群を患った経験から、他の来場者との接触の少ない個室スーパーボックス(16人部屋)を私費で利用契約。夫人と相談の上、エレベーターから近く、ストレッチャーや車いすで入場や利用が可能であり、部屋の消毒も実施され、アレルギー対応の特別措置など特例運用スタイルとなる。松中は「子どもたちは病気と戦って、僕は勝負に勝つ。お互いに戦っていきたい」と話した。招待対象は現時点で未定だが、福岡県内の病院などから招く予定になっている。

 [2010年3月18日13時47分]ソーシャルブックマーク