阪神の能見篤史投手(30)が3日、1軍登録を抹消された。前日2日の巨人戦(甲子園)で、走塁中に右足甲を痛めて交代。大阪市内の病院で検査を受け、「右足楔状骨(けつじょうこつ)剥離(はくり)骨折」と診断された。この日は自宅静養し、4日から鳴尾浜で治療を開始予定。長期離脱は避けられない情勢となった。

 山口投手コーチは「最初は骨折ではないという話だったのでショック。(交流戦期間中の復帰は)無理やろう」と話し、今後の見通しについては「スローイング再開まで月単位を考えている」とした。昨季13勝で勝ち頭だった能見は、ここまで5試合で3勝とチームトップタイの勝ち星を挙げていた。

 [2010年5月3日18時48分]ソーシャルブックマーク