<オールスターゲーム:全セ4-0全パ>◇21日◇松山

 全パのソフトバンク明石健志内野手(26)が敢闘選手賞に選ばれ、賞金100万円を手にした。4回2死の守備で、谷繁元信捕手(41)の中前に抜けそうなゴロを飛び込んで捕り、一塁アウトにした。さらに7回は球宴初安打を放って出塁し、オリックス李大浩内野手(30)の打席ではアウトになったものの5度のエンドランを仕掛ける攻撃的な走塁をみせた。秋山幸二監督(50)からは「盗塁であんなにヘバって。走り込みが足りん!」と突っ込まれたが、表彰式に呼ばれ「びっくりしました。楽しめています」と初の球宴は充実感いっぱいだ。賞金の使い道について「自分のためには使いません。なかったお金ですから」と話した。