昨季セーブ王の日本ハム武田久投手(34)とホールド王の増井浩俊投手(28)が21日、沖縄・名護で行われた韓国・ネクセンとの練習試合で、そろって今年初の実戦登板。ともに1イニングをパーフェクトに抑え、順調な仕上がりをアピールした。

 増井は「まずは直球の勢いを確認したかった。キャンプでやってきたことがマウンドで出せた」と満足そう。9回、抜群の制球力で2者連続空振り三振を奪った武田久は「直球はしっかり投げられたので、あとは変化球の精度」と今後のテーマを掲げた。