プロ野球のセ・パ両リーグは21日、2013年度のベストナインを発表した。

 開幕から無傷の24連勝を達成した楽天田中将大投手(25)、日本記録を更新する60本塁打を放ったヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)らが選ばれた。

 田中は満票となる228票を集め、2年ぶり2度目の受賞。沢村賞、正力賞特別賞、ゴールデングラブ賞に次ぐ受賞でリーグMVP(26日のコンベンションで発表)も最有力候補。

 パは西武・浅村栄斗一塁手、楽天藤田一也二塁手、楽天マギー内野手、ロッテ鈴木大地内野手、ソフトバンク長谷川勇也外野手、日本ハム中田翔外野手、指名打者の日本ハム・アブレイユが初受賞。田中とバッテリーを組んだ楽天嶋基宏捕手は3年ぶり2度目、ソフトバンク内川聖一外野手は3年連続5度目の選出となった。

 セはバレンティンのほか、広島前田健太投手、巨人阿部慎之助捕手、DeNAブランコ一塁手、阪神西岡剛二塁手、巨人村田修一三塁手、阪神鳥谷敬遊撃手、阪神マートン外野手、巨人長野久義外野手が選ばれた。