<セCSファイナルステージ:巨人2-4阪神>◇第3戦◇17日◇東京ドーム

 阪神先発のランディ・メッセンジャー投手(33)が5回3安打2失点の粘投を見せた。

 初回、2死二塁から4番阿部に適時中前打を浴び、CSで初めて先制を許した。3回には2死から亀井にソロ本塁打。リードを許す苦しい展開だったが、5回2死一、二塁のピンチでは3番坂本を二飛に打ち取った。6回の攻撃で代打を送られお役御免。味方打線の逆転劇につなげる、価値のある投球だった。