ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表候補、ソフトバンク和田毅投手(27)が新球「ちょいスラ」の研究開発に乗り出す。29日は午前中に西戸崎合宿所のブルペンで35球。新変化球として「横に小さく曲がるスライダー」の導入を検討していることを明かした。「カットボールに近い感じ。右打者の内角を突くのが僕の課題なので、そこを攻めていければ。左打者には外に逃げる球になる」。キャンプ以降で試行錯誤して結果が出れば採用する予定。「(うまくいけば)ゴロが増えるだろうし、球数も減らせる」と省エネの一助にするつもりだ。午後には福岡市の地下鉄天神南駅で一日駅長を務めていた。

 [2009年1月30日10時10分

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