ソフトバンクのブライアン・ファルケンボーグ投手(32)が30日、2月1日から始まる春季キャンプ第1クールからブルペン投球を行う考えを明かした。昨季8月中旬に古傷の右ひじを痛め離脱したが、オフのリハビリで経過は良好。すでに米国で軽めの投球練習も行い、3月20日開幕戦からの出場にも「間違いない」と自ら太鼓判を押した。

 前日29日に福岡入り、この日は福岡ヤフードームでキャンプ用の荷物整理を行った。右ひじを含めた現在の状態について右腕は「60%くらい」と、順調な調整をアピール。キャンプ中の本格的なブルペン投球については「3日目くらいに予定している」と、早い時期に首脳陣を安心させるつもりだ。

 昨年は46試合に登板し、防御率1・74。今季の登板数についても「まったく心配はしていない」と、昨季以上のフル回転を誓った。高山投手コーチは「すべては(キャンプで投球を)見てから」と話したが、助っ人右腕の順調さはチームに大きな安心感を与えた。

 [2010年1月31日11時39分

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