ロッテ西村徳文監督(50)が初采配で動く野球の片りんを見せた。23日、ヤクルトとの練習試合で初回から積極的に走らせ、1安打で先制点を奪った。昨年までは盗塁はすべてサインだったが、今は全選手に「行けると思ったら走れ」と許可を与えている。この日、三盗を決めた早坂も「自分のタイミングで走れるから成功もしやすい。相手にいやらしさを感じさせたい」と歓迎した。昨年、リーグワーストの64盗塁、50盗塁死を記録したが、順位浮上への青信号となりそうだ。

 [2010年2月24日7時28分

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