今季1、2軍で未登板に終わった日本ハムのドラフト2位右腕の大塚豊投手(22)が、再起へ向けて動きだした。3月に右ひじ内側側副靱帯(じんたい)再建手術を受け、今季の登板が絶望になったが、順調に回復。5日開幕の宮崎でのフェニックスリーグに帯同せず、2軍の鎌ケ谷に残留して調整するが、そこでブルペン投球を再開できる可能性が出た。すでに立ち投げは行っており、大塚は「今は70%くらいまできた。無理しない程度にできたら」と意欲的。五十嵐2軍監督も「いいボールを投げている」と、眠っていた即戦力に期待していた。

 [2010年10月4日11時14分

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