佑ちゃんが上々の第1歩を踏み出した。日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22=早大)が13日、韓国サムスンとの練習試合で実戦初登板を果たした。名護市営球場に収容人数を上回る5200人が集まる中、4回から2番手で登板。上位打線を相手に1回無安打無失点に抑えた。

 ダルビッシュ有投手(24)が、斎藤の船出を静かに見守った。登板時はウエートトレーニング中で、見ることができたのはわずか2球。分析する材料も少なく「この時期は結果じゃなくて内容。あとは本人がどう思っているかじゃないですか」と話すにとどめた。もう1人の気になる存在のオビスポは炎上。「実力のある選手だし、まあいいんじゃないですかね。あとは頭の使い方。能力は持っているので」と奮起に期待した。自身はブルペン入りして58球。蓄積疲労に配慮して2日ぶりだったが「次のクールで70~80球くらい」の投げ込みを行うつもりだ。

 [2011年2月14日12時47分

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