<広島1-4阪神>◇11日◇マツダスタジアム

 阪神クレイグ・ブラゼル内野手(31)が11日、広島2回戦(マツダ)で挑発行為による退場処分を受けた。5回、福井の直球が膝元をかすめ、大きくのけ反る。打席に戻ろうとした時にマウンド上をにらむと、両チームが入り乱れての激しいもみ合いが起こった。1度は打席に戻ろうとしたが、広島ベンチを指さし再び激高し、再度もみ合いになった。挑発行為があったとして、退場処分となった。試合後は「もちろん彼も当てようとしたわけじゃないと思うけど、ちょっとニラミを利かされた。(2度目の激高は)向こうのコーチから、ちょっと言われてね。お互い冷静にできればよかった」と反省していた。