普段は辛口の日本ハム金子誠内野手(37)が27日、大谷の愛くるしさにノックアウトされてしまった。勇翔寮内で握手を交わし「稲葉さん、俺に次ぐ爽やかさだった」とニヤリ。「オーラが違うよね」と好印象を口にした。ただし、野球の話となれば別。栗山監督が示した遊撃手と投手の“二刀流”構想に言及し「俺も高校時代に1度だけ投手をやったことがあったけど、145キロが出ても球が軽くて打たれてしまう。内野手と投手では投げ方が違う。難しいことは、本人が一番分かっていると思うけどね」。冗談交じりに「プロのショートをなめるなよ」と、毒舌がさく裂した。