前夜は衝撃の2本塁打を放った侍ジャパン大谷翔平投手(28=エンゼルス)の“プレミアムフリー打撃”に大阪が沸いた。

前日に続き、ヌートバーとともに最終組で登場。20スイングで6本の柵越えを放った。大型ビジョンの下、中堅スタンド5階席まで運ぶ超特大アーチが2本。気持ちよさそうにファンの声援を浴びた。大谷がスイングするたび、京セラドームには地鳴りのような声援が響いた。

昨年日本一に輝いたオリックスの面々も体育座りで仲良く“見学会”を行った。21年のホームラン王“ラオウ”こと杉本裕太郎外野手(31)らがベンチ前にズラリと並び、野球少年のように目を輝かせながらド迫力の放物線を見守った。

大谷はこの日も「3番DH」で先発する。一挙手一投足から目が離せない。