米国戦に先発する侍ジャパンの左腕今永昇太投手(29)は、いつものように冷静に決戦を見据えた。

18日の練習で、栗山監督から大役を伝えられた。「恐れるものなく行ってくれ、と言ってもらいました」。1次ラウンドでは救援登板で、今大会初先発。「初回から飛ばして、行けるところまで行くということ。野球を終える時に、このマウンドのことを真っ先に思い出すような、そんな投球をしたいと思います」。静かな口調に、熱い思いを込めた。

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