日本国内でドラフト候補に挙げられてきたBCリーグ群馬の平元銀次郎投手(26)が韓国プロ野球のSSGランダースに移籍することが4日、分かった。故障者に伴う6週間の短期代替外国人選手契約として入団する。180センチ、87キロの体格から球威ある直球を投げ込む左腕の平元は、広陵(広島)ではバッテリーを組んだ中村奨成捕手(広島)らとともに17年夏の甲子園で準優勝を経験。その後法大、日本通運でプレーした。ここまでドラフト指名はなく、日本通運を退社後、複数の独立リーグ球団からオファーが届く中で、BCリーグ群馬が獲得に成功していた。

4月19日のソフトバンク3軍戦(高崎城南)でも力で圧倒する投球を見せた。先発左腕ながら6回でも150キロをマーク。短いイニングならば155キロも出すなど出力に魅力がある。球界関係者によると「韓国プロ球界で活躍することで、日本のNPBドラフト指名を目指すと聞いている。すでに調査しているNPB球団もあるようだ」と平元をめぐる水面下での動きも活性化しつつあるもよう。韓国球界はアジア枠を設け、NPB経験者の所属も増えた。そこで好アピールとなれば今秋ドラフト会議での有力候補に浮上する。

◆平元銀次郎(ひらもと・ぎんじろう)1999年(平11)9月30日生まれ、福岡・田川郡福智町出身。小学校2年から野球を始めた。憧れの野球選手はエンゼルス菊池雄星投手。好きな食べ物はステーキ。180センチ、87キロ。左投げ左打ち。