プロ野球の加藤良三コミッショナーは18日、第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本が敗退したことを受け、今後の代表監督人事について「どういう試合をいつやるかという企画が決まってから。まず人を選考するというのは考えていない」と述べ、白紙であるとの見解を示した。

 4強入りという結果を残した山本浩二監督については「日本らしい戦いは随所にあった。非常によくやっていただいた」と評価した。連覇した過去2大会で監督を務めた王貞治、原辰徳両氏の名前も挙げ「(3人には)何らかの形で協力していただきたい」と話した。

 プロ野球12球団は昨年から日本代表を常設し、国際試合を通じて収益の確保を図っている。