ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)の次戦が、希望した統一戦ではない見通しとなった。

 大橋秀行会長(52)が1日、交渉していたIBF同級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)から断りの連絡が入ったことを明かした。直後に来月に英国で3度目の防衛戦が発表され、同会長は「てんびんにかけられていた。こちらは全部の条件をのんだが…」と残念そうに話した。5月に続く破談となった。先月V6戦をKOで飾った井上は、次戦は年末に国内を予定している。